室内、室外、床下、屋根裏環境などのカビや木材腐朽菌等の細菌類防除対策
◆調湿資材(国産天然鉱石・備長炭・竹炭など)の敷き込み、換気扇(排気型・攪拌型・トルネード型など)の設置工事
➣腐朽菌による木材劣化の種類として、褐色腐朽菌類、白色腐朽菌類、軟腐朽菌類、木材変色菌類、表面汚染菌類、細菌類(バクテリア)などが挙げられます。
木材腐朽菌類は、木材中に含まれる栄養分や水分、空気(酸素)、温度(湿度)、PH(アルカリ・酸性指数)などの条件下により生育が著しく変動します。
これら菌類にとっての生育環境が最も好条件で繁殖しやすい建物の場所として、圧倒的に「床下環境」と言っても過言ではないかも知れません。
その事からも、防カビ・防腐朽処理は床下環境の向上にとっては最も重要な対策の1つと言えます。腐朽菌等は建物自体の耐久性の劣化症状を起こします。
一般的にカビと言われている表面汚染菌類等は建物の見た目の美化を損ねるのは勿論、アレルゲン物質そのものなのでアレルギー症状の発生(喘息や気管支等の障害など)の原因にもなり得ます。
また、カビ菌類等を餌とするチャタテムシ等害虫の発生などが生じ二次的被害も現れてきます。一概にカビと言っても健康面や衛生面での問題も生じる、とても危険な存在なのです。
➢直接、薬剤を被害部に吹付けや塗布をしたり穿孔注入等を行い深部まで薬剤を行き渡らせる方法になります。
比較的安価で素早い効果も期待できます。ただ、元々の発生環境を根本的に改善していかないと再発してしまうこともありますので、その他の対策(調湿剤敷込や換気システム導入など)も併用しながら実施した方がより良い結果が期待できます。
➢床下の状態に合わせ湿度をコントロールするため、湿度上昇時においては湿気を吸着し、乾燥時には吸着した湿気を放出します。そのため、常時一定した空間状態を保ちます。
また、防臭効果・保温効果にも優れ、床下の独特な“におい”等も取り除き、床下環境の改善にも一躍を成します。
➢床下や屋根裏など普段から見えにくい場所は、気づかない間に破損していたり環境状態が悪化していたりするケースがほとんどです。
悪化状態(湿気、カビ、結露等)を放置したままにしておくと木材腐朽・くされ等の増加や建物の耐久性低下等に繋がり易く、また害虫の繁殖増加やカビ等の大量発生など様々な問題を誘発し、住宅の各所至る所に症状が現れ、最終的には人体にまでもその影響が及んでくる場合もございます。
そのため、床下等住宅内換気はとても重要な役割を果します。
❇床下の湿度管理は、害虫防除剤の持続力を高め、結露も抑え、建築木材の腐食を防ぎ、建物の耐久性を結果的に高めます。
ぜひ、検討してみてください。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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❇住宅で起こりうる様々なトラブルに対応し、施工後も継続的にメンテナンス・アフターサービス業務を行っていきます。